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![]() 電力系統の信頼性と安定度の向上を目指し,電気工学の教育・研究分野の学際的領域を補完することを目的に,1991年10月,寄附講座 「電力系統制御工学」 第1期が工学部に開設されました。本寄附講座ではその後6期20年にわたり当該技術分野における世界的レベルの研究と電力技術分野における人材育成に注力してまいりました。 本講座では国際的に著名な客員教授を,短期及び長期にわたりお招きいたし,研究業績の発信や,講演会,講習会,国際シンポジウムなどを開催し,電力部門における社会貢献に努めてまいりました。また本寄附講座で学んだ多くの学生が電力関連企業や研究機関に就職し活躍しております。 第1期(1991年10月〜)と第2期(1995年10月〜)においては,電力系統の安定度技術や配電ロボット制御理論などの基礎的な研究が主体でした。第3期(1999年10月〜)においては,それまでの電力系統制御理論などの研究成果を発展させ,電力送電システムの機能向上を目指すシミュレーション技術とともに,電力用新機材の開発や絶縁劣化評価技術など電力設備への適用が可能な研究が主体となっていました。第4期(2003年10月〜)においては,電力システムの信頼性向上を目指す研究を主体に進めてきました。第5期(2006年4月〜)と第6期(2009年4月〜)においては,大規模電力系統全体の信頼性の向上及び評価方法,さらに,最適制御理論の確立に関する教育・研究を主体に進めました。 第7期は,これまでの教育・研究活動を一層活発に進めるとともに,積極的に産学連携活動を展開していく予定です (第7期活動構想)。 |
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